38度以上の高熱でもリレンザで比較的早く回復

インフルエンザは発症すると38度以上の急速な発熱からはじまり、倦怠感や食欲不振などの全身の症状、その後には鼻水、喉の痛み、咳などの呼吸器系、関節の痛み、吐き気といった消化器系の症状が遅れてやってきます。こうした症状が現れた際に48時間以内でリレンザを使用すると、自然治癒よりも比較的に早く回復できるようになります。リレンザの適応はインフルエンザA型及びB型のみで、ウイルスが増殖する際に使用されるノイラミニダーゼと呼ばれる酵素を阻害することで増殖を防ぐため、酵素を持たないC型には効果がありません。インフルエンザA型は爆発的な感染力を持ち毒性が強いことから危険視されますが、B型は比較的に毒性が弱く重症化する可能性はあまりありません。一般的には38度以上の高熱が続くのがインフルエンザの特徴ですが、B型は感染後に抗体ができている人などでは高熱が出ないこともあるようです。A型と比較するとB型は変異する可能性が低く、感染力も低いものですが、抗体が続くのは1~2年程度なので、数年経つと流行することがあります。抗体が弱まると38度以上の高熱も発症することがあるので、たとえインフルエンザB型だからといって軽く考えていると、仕事や学校を休むことになるので注意しましょう。インフルエンザは何型であっても、感染した場合は1週間前後は人に感染させないために、自宅で安静にしておく必要があります。インフルエンザは10日程度で自然治癒するものですが、仕事を長期間休めないというような人は、リレンザを使用すると良いでしょう。抗インフルエンザウイルス薬によって短縮できる治療期間は1~2日程度ですが、少しでも早く復帰したいという人には重要な治療薬となります。

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