リレンザの投与回数と学校への治癒報告書

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に感染することによって起こる感染症の一種です。38度以上の高熱や、頭痛、のどや鼻の粘膜の腫れと痛み、筋肉痛や関節痛などの症状が急激に現れるのが特徴です。インフルエンザにかかった場合、数日間は高熱が続きますが、熱がひいてしまえば、インフルエンザウイルスの抗体ができて、症状も回復に向かいます。
しかし、高熱のまま何日間もいるのはたいへんつらいものですし、子供であれば特にインフルエンザ脳症なども心配しなくてはなりません。そこで、インフルエンザにかかったときには、リレンザのような抗インフルエンザ薬の処方を受け、これを一定の期間にわたり投与するのが一般的となっています。
リレンザは、抗インフルエンザ薬のなかでも使い方が特殊で、粉末の薬剤を、専用の吸入器を使って吸い込むという方法をとります。使用する回数ですが、添付文書にもあるとおり、1日2回、有効成分10ミリグラムを投与するというのが標準的とされています。ただし、10ミリグラムというのは、薬剤が入ったブリスターというパック2つ分ですので、リレンザを吸入器で吸い込む回数は実は2回、1日ですと4回ということになります。さらに、インフルエンザの治療目的でリレンザを使う場合には、5日間連続することになるため、トータルでの回数は20回となります。
学校に通う児童生徒の場合、インフルエンザにかかったまま登校すると、他の児童生徒に感染させてしまう原因になりますので、法律により出席停止の措置がとられます。発症から5日経過し、しかも熱がひいてから2日が経過すれば登校できますが、その際は治癒報告書を学校に提出する必要があります。治癒報告書はインフルエンザと他の感染症とでは様式が異なることがあります。治癒報告書は医師の記入が必要なこともありますので、病院にかかる際にはあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

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